備忘録がわりに歴代の自転車を思い返してみる。
・京都丸太町の謎のショップ「kaoru」ブランドのコースター自転車
安いハイテンシングルフレームにコースターブレーキのみという、
ハンドルに付属物一切無い時代を先取りしすぎた自転車。
実家から持ってきたママチャリを運転中、阪急大宮の駅前「交番前」でひき逃げにあう。
ドライバーはよぼよぼのジジイ。逃げ気味のジジイを駅前の大群衆が車を取り囲み強制停車。つまみ出されるジジイ。
弱みに付け込んで近所の店で一番高かった自転車で弁償させた。
この自転車はFブレーキ無い。ペダルを逆回転させて後輪を止めるコースターブレーキのみだ。
当時整備という概念がない俺はタルタルのチェーンでしょっちゅう走行中にチェーンが外れた。
そうなると当然コイツを止める手立ては一切なくなる。
軽い気持ちでミネクラに貸す→交差点で暴走→死にかける。
最後はボッコボコになったが、シングルスピードアピールしてヤフオクで売ったら元値近くで売れた。
・Bianchi MiniVelo7
MC時代が長く自転車に全く興味がなかったのだが、
何故かビアンキのミニヴェロを購入。
フレーム以外すべてとっかえる。
上位の451ホイールモデルはアルミフレームがダルな印象で、スチールのminivelo7を無理やり451化したりしていた。
最終的にはフレーム以外何も残らなかった。
特筆すべきところは無いが、いろんな改造を許容してくれた思い出深いマシン。
駆動系はシマノ600の唐草。
シマノなのにデザインがかわいい。
仏シクロバッグはつかいにくい。
451化にともなってブレーキにpaulをチョイス。これも見た目のみ。
でも俺が乗ったらサーカスの熊だ。
なんかスポーティーにしようとした初期の錯乱したバージョン。カッコワルイ。。
・Bianchi RomaⅡ
小径に限界を感じ当時体調を崩した俺が、取り敢えずトレーニングにデカイのが欲しいと買った初クロス。
最近の自転車は軽く、速く、よく出来てるなーと初めて実感したモデル。コイツもめちゃくちゃにいじられてる。
なぜかQbeiの社長に気に入られて、ブログに紹介されたw
まあ右STIのみだからな。
本編でも触れられているので繰り返し説明はしないが、コイツも紆余曲折を経ていじられまくった。
左のこれは退役直前のブルホーンのテストベッド。
STIからブレーキ&バーコンのテストをされている。lemondにも一時使用されていた。サドルはスパイダー初期型。以外にいいサドル。
・Lemond Sarthe(所持中)
現在までメインの機体。デザインのみでebayでフレームを購入したのだが
初めて乗ったとき感動したのがその「静けさ」だった。
硬いフレームのバタバタとしたところが一切無い。
体に吸いつくようになめらかで、ライディングを妨げない。
しかし踏み込めばビュンビュンと強いコシで加速する。
その間、なんとも言えない静けさがある。
しっかり作られた製品のみが見せる「上質さ」
それを理解できた自分の成長がなにより嬉しかった。
フレームを取っ換え引っ換えする浮気性な俺様が完全に信頼する愛機であり基準。
・Scott Sub30
え、誰?
・ Bruno Mixte
ヤフオクで安いの衝動買い。
小径車はなんか魔性の魅力がある。
brunoで一番完成されている自転車だと思う。
コンセプトとデザインが完全に一致。
ミキスト風だけどね。
ハセーガー嫁へ嫁ぐことに。
・Dahon Cadenza Solo
意外にも?良いバイク。現実的な折りたたみでは一番走るバイクかも。。
大阪輪行にはまっていた。用事あれば大阪まで自転車で行って、帰りは電車で輪行で帰る。
60kmを無理なく走破する実力と、折りたたみ時の利便性(大きさ、展開スピード)が求められる。
そんな中安売りしてた変態バイク。考えうるすべてのバイク形態に変化可能。
650c700cVブレーキディスクブレーキ、折り畳み、挙句にエキセントリックBBによるシングル化まで。。折りたたみは非常に素早く行える。手も汚れない。シングルで乗ってる時の乗り味は意外なほどにスムーズ!そのまま大阪まで余裕で行けたフレーム。
いかんせん各部の精度が低いのか、乗ってて折りたたみ部分が緩むことあった。結構危ない。rockjaw部分はもっと調整しないと駄目だったのかもしれない。
後やっぱ26インチは頻繁な輪行にはデカイかなあ。
現物は写真よりはカッコイイ。
が所有欲を満たすほどでもなく、更に折りたたみの可能性を求めてPacificに。
・Pacific Reach City
素晴らしいバイク。台湾の本気が見られる素晴らしいフォールディングバイク。
今回Qringsをインストール。皮肉にもそれがこのバイクの寿命を短くした。
Qringsの長所は「回せる」こと。その際ケイデンスの上がったヘタレな俺は、体を若干ピッチングさせてしまう。reachの柔らかめのサスはその上下振動を増幅させる結果となってしまう。
それまでは気がつかなかったネガティブポイントが妙に顕になってしまった。
サスの調整さえできたら。。俺が重いのだ。
大阪輪行にびくともせず、畳んで京阪の特急の最後列のシート裏に放り込めた!
質の高さが印象的。純正で下駄的に乗ってもサスが気持ちいい。
小径だしそれくらいの乗り方がいいと思う。 極端にスピード求めちゃダメよ。小径に。
フレームなんかは上記のcadnzaよりしっかりしてたし、その上めっちゃコンパクトに折りたためる。
あーまた欲しくなってきた。。
コイツは全盛期の写真全然ないね。↑は純正写真。フロントサスは細かく追従する上軽量で剛性も高い!
451だしガープやBD-1より確実にいいと思う。あいつらもここの工場で作られれてる訳だけど。
・Airnimal Cameleon
走りは速いが平凡。折りたたみサイズと速さのバランスの限界はココか?
大阪輪行にはまり究極を求める欲望が、こいつの購入に走らせた。
フレームのみが安く出品されてたのだ。定価では見向きもしなかったであろう。
フォークがなかったが、なんとか純正オプションの24インチカーボンフォークを入手!折りたたみに手間をかければブロンプトン並の大きさになる。そこまでしなくても簡単に電車に載せられるくらいのサイズにはなる。アルミクロス並の剛性がある。すべてをこなせる優等生的なバイク。もうちょいfanの部分が出せるようなセッティングにしたい。潜在能力はすごく高い。シングルなのか??
ハンドルにbikefridayのHバー。左右分割できクロス系のコンポ、グリップが使える。グリップはPDのエルゴ革。シマノのラピッドファイアのフィーリングが素晴らしいのでこの形式にこだわった。SRAMforceクランクは自身発のカーボンクランク。wellgoの着脱式のペダルにpowergripを付けている。
24インチ装着でで折り畳み最速の部類。
折り畳みスピードに難があるのは認めざるを負えない。
帰りの電車の前後が憂鬱。。
あとここまでやってもロードには遠く及ばんな。
・丸石(ミヤタ?) ベベルテック
コンビニバイク。この用途にシャフトは最高!
珍しいシャフトロードがヤフオクで土に帰ろうとしてた。錆の塊を9000円で捕獲。
フレームと駆動系以外は全部捨廃棄。フレームもサビと塗装を剥離した後、全塗装。
意外と味のある乗り味。ルックスもよくまとまった。かなり気に入ってる。糞重く、糞硬いが。。
注目して欲しいのがホイール。ニジーのチューブラーを105ハブで手組してもらってる。
もしかして世界初のシャフトのチューブラー?
ハンドルはヤフオクで落とした幅がデカイドロップをカットして使用。
チェーンリングが要らないクランクはデュラエースの左クランク*2をバラで落札。
左側にいたっては74系デュラ!でも左右2.5mm長さが違うw
売りのベベルギアが摩耗が進んでヤバイが、レストア後なんとか使用に耐えてくれてる。
内装三段はユーレーのフリクションレバーをフレームマウントして搭載。不具合は全く無い。
シャフトはもっと見直されていいと思う。
・Felt Breed
アルミのシングルCX!
とにかく気を使わずブッ飛ばせるバイクが欲しかった。
平凡な乗り味だが、超軽量で頑丈。
ダートは最高。四の五の言わず走れる。向かい風が天敵。地獄。
最近なんだかんだで一番乗ってる。気楽なスピードがある。鴨川専用機。
愛犬家とその座敷犬を土手に乗り上げてかわすのが気持ちいいw
つくづく思うのが「シングルでええわ」このカテゴリが気に入ったのでクロモリのフレームは気になる。。
・Lemond Zurich (所持中)
ドクロカップ用にebayで極秘購入。
送料と変わらないくらいの価格で買えた!さすがに傷も多いが。
世界唯一のOX鉄とカーボンのハイブリッド。
しかしこれを最後にlemondはこの「スパインフレーム」
をやめて、フラグシップモデルにはフルカーボンを採用する。
しかしデザイン的な魅力はどんどん薄れ、最後に会社ごと消えてしまう。
ホイールの「CaneCreek-Volos」はリアに左右非対称なデザインを採用している。攻めたコンセプトをクラシカルにまとめるところに、canecreekのセンスを感じる。
コントロール系はほぼsartheから引き継いだ。
ステムキャップにpop-products、バーテープはブルックス。
以前からロードは一番いいタイヤを使うように心がけたが、正直違いが分からない上に摩耗が半端ないので、今回serfas-secaを採用。
正直乗り味は以前のsarthe+spox+corsaCXⅡに軍配が上がる。
直進安定性や高速時のスピードのノリはこちらが上?
その他
・オランダ製謎ミキストレーサー
・Volagi Cycles VIAJE
・feltの120mmエンドシングル
・Pacificcycle reach 2世代